- インスタントコーヒーを飲んでも美味しくないからそれっきり飲まなくなってしまった…
- 飲めなくて気まづい思いをした
- コーヒーの克服について検索しても、牛乳を混ぜるとか、慣れが必要だとか、根本的解決にならない情報ばかり…
この記事では、ブラックコーヒーを克服するための知識から失敗しないコーヒーの淹れ方まで、まとめて解説します。
記事を読むと
- コーヒーが苦手でも飲めるコーヒーがわかる
- 無駄な時間もお金も使わずに済む
- 私が克服した経験から情報発信しているので再現性がある
今までは、なんとなくコーヒーを選び、なんとなくお湯を注いでいたから美味しくなかっただけです。

私は、この記事の内容でコーヒーを克服できたので、ぜひ最後まで読んでみてください!
まずは結論から、コーヒーを克服するステップをまとめます。
- コーヒーの苦味と酸味どちらが苦手かイメージする
- スーパーやコンビニのコーヒーは避ける
- 焙煎度は浅煎りから中煎りを選ぶ
- 豆は苦味が苦手ならエチオピアの浅煎り、酸味が苦手ならグアテマラの中煎りを選ぶ
- スペシャルティコーヒーが買えるお店やサイトで購入
- 必要最低限の道具を揃える
- 絶対に失敗しないコーヒーの淹れ方で抽出する
詳しく解説していきます。
ブラックコーヒーが美味しいと感じない理由


ブラックコーヒーが美味しくないと感じた人のほとんどが、スーパーやコンビニのコーヒーだったのではないでしょうか。
実は、コーヒーが美味しくないと感じるのには以下の理由があります。
- 苦味と酸味の許容度を超えているコーヒーを飲んでいる
- 美味しくないロブスタ種を飲んでいる
- 安価な豆は、味を誤魔化すため深煎りのものが多く、より苦くなっている



市販の安価なコーヒーはこのすべてに該当するから美味しくないと感じる人が多いんです。
「苦味」と「酸味」の許容度が関係している
コーヒーが苦手な人は、自分が許容できる「苦味」または「酸味」の許容を超えるコーヒーを飲んでしまっています。
例えば、カレーライスが好きな人は多いですが、辛さの許容範囲は人によって違うし、ジャワ派もいればバーモンド派もいます。これはコーヒーにも同じことが言えます。
苦味や酸味の許容範囲はもちろん、豆の産地や焙煎度による好みも人それぞれなので、自分にあった豆を見つけることが重要です。



自分が苦手なのは苦味か酸味かイメージしておこう!記事の中でおすすめを紹介しています。
美味しくないロブスタ種を飲んでいる
ロブスタ種とは、コーヒーの品種のことで、コーヒー豆の品種は「ロブスタ種」と「アラビカ種」の2つに分けられます。
| ロブスタ種 | アラビカ種 |
|---|---|
| 低コストで大量生産が可能なため安く流通できる 苦味と雑味が強く美味しくない 主な生産国はベトナムやインドネシア | 生産コストがかかるため高価 雑味が少なくほどよい苦味や酸味 味も香りも豊かで繊細 |
コーヒーが苦手な人は、できればロブスタ種は避けるべきです。ロブスタ種はとにかく苦味と雑味が強く、克服するどころか苦手意識が強くなるばかりです。
ロブスタ種を見分ける方法




生産国に「ベトナム」やブレンドコーヒーでは「他」と記載されているものはロブスタ種が使用されている可能性が高いです。
「産地名+ブレンド」といった名前の場合、その産地の豆が30%以上使用されていればブレンドを名乗ることができるため、残りの割合にどんな豆を使用しても〇〇ブレンドと名乗れるため注意が必要です。
焙煎度による味の違い


焙煎度は大きく3つに分けられます。
- 浅煎り・・・フルーティーで酸味が強く出るのが特徴
- 中煎り・・・浅煎りと深煎りの中間で、豆の生産地によっても左右される
- 深煎り・・・どっしりとした飲みごたえと苦味が特徴
コーヒーが苦手な人には、浅煎りから中煎りがおすすめ!!
焙煎度は専門的には更に細かく分類されます。
浅煎り
- ライトロースト
- シナモンロースト
中煎り
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト
深煎り
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
焙煎度の分類は豆の色合いで決まるため、厳密な基準があるわけではありません。なので、あまり気にしなくて大丈夫です。
ただ、購入する際に、これって浅煎り?中煎り?と悩まないように紹介だけしました。
コーヒー克服におすすめの産地


- 苦味が苦手ならエチオピアの浅煎り
- 酸味が苦手ならグアテマラの中煎り
コーヒーの味のイメージを良い意味で壊してくれるのが、エチオピアとグアテマラだと思っています。
コーヒーを克服するには



これがコーヒーなの!?



コーヒーから感じたことのない甘さを感じる!
そんな感動が必要です。
エチオピアの浅煎りは、コーヒーというより紅茶かと錯覚するような香りとフルーティな味。
グアテマラの中煎りは、チョコレートのような甘みがあり、デザートとの相性も最高です。
豆の産地による味の違い(王道の産地6選)


シングルオリジンは、産地固有の特徴をそのまま楽しめるのが特徴です。
シングルオリジンは、産地による苦味や酸味、コクの違いがはっきりとしているため、自分好みのコーヒーを探すのに適しています。
ブラジル
苦味と酸味のバランスがいいのが特徴で、ナッツのような風味があり、コーヒーの王道ど真ん中という印象です。
比較的安価で手に入りやすく、カフェなどでも使用されることの多いです。
ただ、コーヒーが苦手な人にとっては少し苦いと感じてしまうかもしれません。



バランスの取れた味わいなので、苦味と酸味の許容度を知る基準となるのがブラジル!
コロンビア
ブラジルと似ていて苦味と酸味のバランスがいいです。ブラジルと比べると味わいがスッキリしていて、オレンジ果汁のような酸味が特徴です。



全体的にマイルドな味わいで、初心者にもおすすめ!
エチオピア
香りはフローラル、味はベリーのようなフルーティーさを感じます。
浅煎りのエチオピアは、まるで紅茶を飲んでいるような感覚で、コーヒーが苦手な人にもおすすめしたい豆です。



エチオピアの浅煎りを飲んでコーヒーが趣味になる人も多い!
グアテマラ
甘い香り、チョコレートのような甘いフレーバーとコクが特徴で、コーヒーからは感じたことのないトロッとした口当たりに感動します。
浅煎りや深煎りにしてもグアテマラらしいコクが豊かに広がるため、ブレンドに使われることも多いです。



私がコーヒーを克服するきっかけにもなったのもグアテマラ!
ケニア
ブルーベリーのようなフルーティーな複雑さがあり、甘味とくっきりとした酸味があるのが特徴です。



エチオピアより酸味が強いので、コーヒーを克服したい人にはエチオピアの方がおすすめ!
インドネシア
重厚感あるコクと、土や木のような香り、スパイシーでほんのり酸味を感じられます。
独特な味わいのため、コーヒーが苦手な人にはおすすめしません。



コーヒーを克服した私にとっても難しい味でした。
スペシャルティコーヒーを選ぶ


スペシャルティコーヒーとは、生産から消費までの全工程で品質管理が徹底され、「明確においしい」と評価された高品質コーヒーを指します。
| 項目 | スペシャルティ | 一般流通コーヒー |
|---|---|---|
| 品質評価 | 80点以上 | 点数評価なし |
| トレーサビリティ | 農園単位で特定可能 | ブレンド・不明瞭な場合あり |
| 欠点豆 | 極めて少ない | 一定数含まれる |
| 味の特徴 | 産地特性が明確 | 苦味主体になりがち |
もし、「コーヒーは苦いだけの飲み物」と思っていたなら、スペシャルティコーヒーは「まったく別の飲み物」と感じる可能性があります。
それほど、コーヒーから感じる香りやフレーバーの豊かさに違いがあるからです。
コーヒーの抽出方法


コーヒーの抽出方法は10種類以上もありますが、初心者におすすめなのはペーパーフィルターを使ったハンドドリップです。もっとも一般的で簡単ですし、味の調整幅が広いので自分好みの味を作りやすいのが特徴です。
ハンドドリップに必要な道具(必須)
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- ドリップケトル
- スケール
- カップ
スペシャルティコーヒーをより美味しくれるために、最低限必要になってくる5点セットです。



豆を挽くグラインダーは必要ないの?
豆ではなく粉で注文することでグラインダーが不要になり、初期投資を抑えることができます。
粉といってもスペシャルティコーヒーなので、市販のコーヒーでは体感できない美味しいコーヒーになるのは確かです。
ドリッパー


材質や形状によってコーヒーの味に影響します。最初に購入するなら、コスパがよく手入れが簡単な樹脂製のドリッパーがおすすめです。
ペーパーフィルター


ペーパーフィルターを使うことで、コーヒーの油分や雑味が取り除かれてクリアな味わいに仕上がります。ドリッパーのサイズや形に合わせて、円錐形、台形といった形があります。



選んだドリッパーのサイズと形状に合ったものを選ぼう!
ドリップケトル


コーヒー用の細口ドリップケトルを選ぶのがおすすめです!
普通の電気ケトルやポットでは、お湯が勢いよく太く出ることで抽出への影響が大きく、極端に酸味が強くなったり、味が安定しません。
コーヒーの粉に注ぐお湯の太さや量でコーヒーの味は大きく左右されるため、コントロールのしやすい細口ドリップケトルがあると便利です!



そんなに変わるの?と思って私もポットで抽出したことがありますが、驚くほど不味くなります。笑
スケール


豆(粉)とお湯の重さを量ることは、コーヒーの抽出では最も重要です。お湯の量が同じでも、豆が1g 多いだけでコーヒーはかなり濃くなります。
味を安定させるためにも、できれば同時に時間も計測できるコーヒー用のドリップスケールがおすすめですが、予算を抑えたい場合はキッチンスケールを使用し、時間はスマホではかるのもありです。
カップ


気分の上がるお気に入りのカップを選びましょう。
1人分のコーヒーを抽出する場合、カップの上にドリッパーをセットして抽出することで、コーヒーサーバーの代わりにもなります。



個人的には、実容量200〜250mlくらいのものが丁度よく、サイズ感も可愛いのでおすすめですよ!
ハンドドリップに必要な道具(できれば揃えたい)
コーヒーサーバー


コーヒーを抽出する際の受け皿となる器具で、コーヒーを保存したり、電子レンジで再加熱するのに便利です。サイズによって変わりますが、カップと違って一度にたくさん抽出できるので、誰かとコーヒーをシェアしたい人におすすめです。



私も初めはカップに直接ドリップしていましたが、奥さんもコーヒーが好きになったことで今では欠かせないアイテムです。
コーヒーをドリップしてる!という雰囲気がでるので、形から入りたい人にもおすすめです。
コーヒーグラインダー(コーヒーミル)


コーヒー豆を挽いて粉にするための器具です。細挽きや粗挽きなど挽き目を調節でき、価格も500円程度から10万円を超えるものもあったりと幅広くピンキリです。
コスパ重視なら1万円前後のグラインダーをおすすめしますが、逆に5000円未満のグラインダーは正直おすすめできません。
| 1万円前後以上のグラインダー | 5000円未満のグラインダー |
|---|---|
| 狙った挽き目の粉が揃う 味が安定し雑味も少ない 豆本来の味を引き出せる 刃の切れ味がいいため短時間で挽ける | 狙った挽き目の粉が少ない 毎回挽き目がバラバラで雑味が出やすい 豆の特徴を引き出しづらい 挽くのに時間がかかる |
コーヒーは、粉にお湯をかけるだけの作業。シンプルなだけに、コーヒーの味はグラインダーで決まると言っても過言ではありません。同じ豆を使ったとしても、どのグラインダーを使うかによってコーヒーの味は大きく変わります。
絶対に失敗しないコーヒーの淹れ方(4:6メソッド)


コーヒーの美味しい淹れ方の解説は書籍によってバラバラですし、本来、豆によって抽出方法は変えるものなので正解があるわけではありません。



でも、せっかくコーヒーが美味しく感じても淹れるのが面倒になってはもったいないですよね?
誰でも簡単に淹れることができて失敗しない、しかも美味しい!今回は「4:6メソッド」を紹介します。
4:6メソッドとは
World Brewers Cup 2016 アジア人初の世界チャンピオンになった経歴をもつ粕谷哲さんが考案したレシピで、店舗PHILOCOFFEA(フィロコフィア)の起業や自身のYouTubeでコーヒーの情報発信など、コーヒー業界で活躍されている方です。



シンプルで覚えやすいのに美味しくコーヒーを淹れることができるため、初心者から上級者まで幅広く愛されている抽出方法です。
4:6メソッドのレシピ(準備するもの)
ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー(カップも可)、スケール、ケトル
グラインダー(豆から挽く場合)
粗挽きの方が味がブレづらくスッキリとした味わいに
例:粉15g→湯量225g
浅煎りには93℃前後
中煎りには88℃前後
深煎りには83℃前後
「浅草、深い闇、中パッパ」と覚えよう!
著書:「コーヒー一年生」から引用
4:6メソッドのレシピ(抽出方法)
| 時間 | 投数 | 注ぐ お湯の量 | 総量 (スケール表示) |
|---|---|---|---|
| 0:00 | 1投目 (蒸らし) | 45g | 45g (20%) |
| 0:45 | 2投目 | 45g | 90g (40%) |
| 1:30 | 3投目 | 45g | 135g (60%) |
| 2:10 | 4投目 | 45g | 180g (80%) |
| 2:40 | 5投目 | 45g | 225g (100%) |
| 3:30 | Finish | — | ドリッパーを外す |
1投目と2投目の湯量のバランスで味の調整が可能です。
1投目を2投目より少なくすると「より甘く」
1投目を2投目より多くすると綺麗な酸味がたち「より明るく」



2投目までは15秒かけて細くゆっくり注ごう!
1回で注ぐと「薄く」、2回に分けると「濃く」、3回に分ければ「より濃く」なる。
4:6メソッドは中粗挽きから粗挽きを推奨しているため、3回に分けるのがおすすめですが、慣れてきたら豆によって自分好みに調整するといいです。



3投目からは、うどんくらいのお湯の太さで注ごう!
3回に分ける場合は1投あたり10秒で注ぐと丁度いいよ!
このレシピの時間管理は、お湯が落ちきったタイミングで次のお湯を注ぎ、最後もお湯が落ちきって完成となります。
最終的にお湯が落ちきって完成したタイムが、3分を切ってしまう場合は粉が「粗すぎる」、4分以上かかる場合は粉が「細かすぎる」ので、挽き目を調節する必要があります。



挽き目の調節は、グラインダー(コーヒーミル)のダイヤルで調節するか、豆を購入する際に挽き目を伝えましょう。
はじめは、時間管理しながらお湯を注ぐのに慣れないかもしれません。何杯かドリップするうちに感覚で覚えてきますので諦めずぜひ挑戦してみてください!
まとめ


コーヒー苦手を克服するには
- スペシャルティコーヒーの浅煎りか中煎りの豆を選ぶ
- 苦味が苦手ならエチオピアの浅煎り、酸味が苦手ならグアテマラの中煎りを選ぶ
- 道具を揃える
- 4:6メソッドでドリップする
コーヒーが苦手な人のほとんどは、スペシャルティコーヒーの存在を知らないはずです。僕もその1人で、市販の安価なコーヒーを飲んで苦手意識をもっていました。



何度も言いますが、スペシャルティコーヒーは今まで飲んだことのあるコーヒーとは別物!
いきなり道具を揃えるのに抵抗がある人は、スペシャルティコーヒーのドリップバックから始めてみてください。もちろん道具を揃えて豆から挽く方が間違いなく美味しいですが、それでも違いがわかるはずです。
これからスペシャルティコーヒーを始める人に後悔して欲しくない思いから、数々のショップでコーヒーを購入してきましたが、自信をもっておすすめできるショップを紹介します。
- PHILOCOFFEA バリスタ世界チャンピオン粕谷哲さんが代表を務めるブランド。「コーヒーの世界を幸せと感動で満たす」をモットーに、その品質の高さはスペシャルティコーヒーの中でも頭ひとつ抜き出ている印象。ドリップバックタイプも販売しています。
- Kurasu 京都を拠点とし、世界中に高品質なスペシャルティコーヒーと日本のコーヒー器具を届けるブランド。高品質なスペシャルティコーヒーを購入できるのはもちろん、コーヒーの定期便も品薄になるほど人気でおすすめです。
- Post Coffee コーヒー診断で200種類以上のラインナップから、好みに合わせて世界中のコーヒーが楽しめる定期便がおすすめ!毎月3種類のコーヒーが届くため、自分好みの豆を見つけやすいのが初心者には嬉しいポイント。




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